もも横、腰横を緩めるストレッチ!
こんにちは。タイ・バンコクで「リリーブ・クリニック」を運営している手島です。今日は「大腿筋膜張筋」という筋肉と、その周辺にある「腸脛靭帯」、そして「外側広筋」をゆるめるためのエクササイズをお教えしたいと思います。この横のラインをゆるめることで、体の不調を改善する効果が期待できます。
大腿筋膜張筋とは?
この筋肉は、立っていても座っていても無意識に使われているため、意図的に動かそうとしても難しく、非常に硬くなりやすい部分です。座っていても立っていても硬くなるため、放置すると厄介です。
硬くなるとどうなるの?
この筋肉が硬くなると、次のような不調が現れることがあります:
- 腰痛
- 肩こり
- 内臓の不調
- 生理不順
これらを防ぐためにも、この筋肉をしっかりと伸ばすエクササイズを行っていきましょう。
目次
エクササイズの手順
1. 座って体を横に倒す
- 座った状態で、体を横に倒します。
- 硬い方はこの時点で体が地面につかないかもしれませんが、それで十分です。伸びている感覚があればOKです。
- 伸びている部分を手で触れながら、3回ゆっくり深呼吸します。
2. 余裕があれば肘をつく
- もっと余裕がある方は、肘をついてみましょう。
- 伸びている場所を手で触れ、同じく3回深呼吸します。
3. さらに挑戦したい方
- 今度は体を少し反らせながら、さらに横に倒してみます。
- この姿勢で、より強いテンションがかかるのを感じながら深呼吸を行います。
4. 上級者向けの方法
- 仰向けに寝た状態から、足のかかとをベッドに押しつけます。
- おへそを横に出すように意識しながら行いましょう。
- かかとで押すことで内側の筋肉が働き、結果的に外側の硬い筋肉が緩みます。
- さらに顔を上げ、3回の深呼吸を行います。これにより、横のライン全体がしっかり伸びます。
ポイント
- 骨盤に問題がある場合、反対側の腰にテンションがかかることがあります。
- 深呼吸の回数は3回に限らず、5回や10回など、自分に合った回数で行ってください。
このストレッチを続けることで、筋肉の硬さが解消され、体の不調が改善される可能性があります。ぜひ、無理のない範囲で取り組んでみてください。